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アルビノカワウソが笑みを作り、一歩前に出た。 「はじめまして、オキノタユウさん。アホウドリは美しい鳥ですが、オキノタユウさんほどに美しい方は今まで見たことがありませんよ。」 「それはありがとうございます。でも白いカワウソさん、あなたも十分お美しいではありませんか。私を持ち上げても点数にはなりませんよ。ちなみに私も少し手品をやるんですよ。みなさんご覧下さい。」 そういうとオキノタユウは2.4メートルはある大きな翼を広げて見せた。 「みなさん、私の羽の内側を見ましたか?何もありませんね?」 オキノタユウが素早く翼をたたみ、みんなをゆっくり見回して、また素早く翼を広げて見せた。すると、翼の内側には、右に6匹、左に6匹、計12匹の小さなコウモリがぶら下がっていた。オキノタユウは得意そうな顔をして、その鮮やかなピンクのくちばしを2回打ち鳴らした。 「どうですかっ。」 コウモリと揉めていたというのはこういうことかと、みんな思った。 |
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