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| 途端に他のみんなは周りを見回した。早くもいなくなった一頭、それは空を飛ぶイルカ、アマカワイルカだ。 「いつの間にいなくなったんでしょう?ケタヌキさん以外全員が気が付かないなんてっ。」 珍しい生き物のテラズルミネは感心している。 ベテラン手品師のジュキリンが、首を重たそうにゆっくりとしならせて言った。 「イルカはせっかちだと聞いてるけどねえ、ほんとにそうだねえ。それならあたしも、さあ空から探すとするよ。」 「そらー!?」小さな手品師ドロネズミがそのビーズのような瞳を丸くした。 すぐにジュキリンの首が天に向かってスルスルと一直線に延び、頭がみるみるネズミのように小さくなっていく。 「ふーん、すごいねー婆さん。でも首いわすなよ。オレもこうしてはいられないな!」 そう言ってソコアラは素早くポケットから一本のスプーンを取り出し、空高く放り投げた。 「スプーンに聞いてみるか。あのアホウドリの行った方はどっちか?」 |
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