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| 空中でくるくる回転したスプーンが、ソコアラの足下に落ちた。ガスカンクが興味深そうに落ちたスプーンを覗き込んだ。 「コアラさん、とってもきれいなスプーンなんだね。で、これ、指している方はどっち?持つ側、それとも頭の方なの?」 「おい、オレはスプーンに聞いたんだぞ?なんでオレに聞くんだよ。」 「えー?あ、そうか…。えっ、でも、スプーンが、えっ?」ガスカンクはしどろもどろしている。 「あー、見なよー!」ドロネズミが叫んだ。 スプーンが少し動いたかと思うと、すぐに頭を持ち上げぐにゃりと曲がり、さらに首の部分で逆側へ折れた。まるでヘビがかま首をもたげるように。そしてスプーンヘビは柄の部分をヘビよりも素早くくねらせ、草の上を滑る風のように木々の間へと消えた。 「おっ、そっちだな!」ソコアラもすぐに後を追って走ってゆく。 「あ、じゃあぼくもそっちへ行ってみるよー。」 ドロネズミがぴょんぴょんとその後を追っていった。 |
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