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| 5匹の手品師、アルビノカワウソ、アラエグマ、エンエン、ガスカンク、テラズルミネが川の手前まで来ると、小さな青い実が生る一本の低木の枝に、木板の標識が掛けられているのを見つけた。そこには動物語でこう書かれていた。 『ここまで来ましたね。順調ですよ。でもあなたはこの先の川を越えて行くつもりですか?気を付けてください。川には怪物が住んでいますよ。 ──オキノタユウ──』 この記にどんな意味が隠されているのかはまだ誰もわからなかった。5匹は各々に川を見回してみる。川の幅は25メートル余り、流れはそんなに速くはないが川の中央は少し急で、やや深くなっていることが分かる。見たところ特に変わった様子もなく、怪物らしき気配などはなかった。ただ、数日前の嵐のせいで少し水かさが増し、だいぶ濁っていた。 「これじゃ顔は洗えないわねー。」アラエグマが小さく首を降った。 |
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