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| アラエグマたちの見守る中、アルビノカワウソはひとしきり川を調べ終わると向こう岸へと上がった。 「大丈夫!この川は安全だよー!」アルビノカワウソは大きく手を振った。 「アルビノカワウソさんありがとう!」テラズルミネも手を振って答えた。 「それじゃーオレはゴールで待ってるからー!」 アルビノカワウソは最後にそう叫び、そのこだまの消え止まぬうちに一匹急いで森の奥へ駆けていった。 「あっ!あいつやっぱり先を越したかっただけなんじゃないの!?」アラエグマが耳を立てて言った。 「私たちも急ぎましょうか!」エンエンが言う。 「そうね、でもそろそろ私たちも仲良くはやってられないかもよ。」 アラエグマはそう言って軽く微笑むと川へと飛び込んだ。他も後に続く。みんなはもう何の警戒心もなく川を泳いで行く。 そして川の中程まで来たときに異変は起こった。アラエグマがお腹の下に何か巨大なものが滑り抜けて行く感触を味わった。 アラエグマはビクッと背中を身震いさせて泳ぎを止めた。 「アラエグマさんどうしたんですか、泳がないと流されますよ。」テラズルミネが声をかけた。 「…ああ!うん。」 青ざめた顔で固まっていたアラエグマが我に返って、再び泳ぎはじめようとしたとき、 「きゃっ!」テラズルミネが小さく声を上げた。 |
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