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| 「あっちがその気ならこっちも、あんな水人形吹き飛ばしてやるまでよ、ね、エンエンちゃん!」 アラエグマは強い口調で言いながら、キッとエンエンの方を向いた。 「は、はいっ。」エンエンがぴくっと応える。 「さっきの火、また出せる? あと3、4回あれをぶつけたら、クラゲ、綺麗に消えてなくなるわよきっと。」アラエグマが言う。 エンエンは手やら首を動かしながらちょっと考えた。 「あ、それは、急に言われても、もう持ち合わせがないんです。すいません。」 「うーん誤んなくてもいいけど、まあ、じゃしょうがないね。」 アラエグマがちょっと目を瞑り次にガスカンクを見たとき、ガスカンクは何かひらめいたのかパっと目を見開くとエンエンのすぐそばへ跳ね寄った。 「エンエンちゃん、小さい火だったらまた出せる?」 エンエンは目を瞬かせて、握った左手をガスカンクの顔の前へと差し出した。 「あ、はい、これくらいのなら、いつでも…」 寄り目になったガスカンクの前でエンエンの左手がゆっくり開くと、そこから小さな葉っぱがヒラヒラと舞い上がり、皆が仰ぎ見る高さまで上がっていって、ブォッと炎を上げてすぐ塵になった。 |
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