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| みんな勢いよく尻尾をたなびかせて走る。後には泥土と小石が跳ね上がる。 アラエグマが走りながら巨大クラゲを見た。 「――動いてない。これはうまくいくかも!」 2組の距離が150メートルほど離れたところで、アラエグマは直角に進路を変え、大きく跳ねて川へ飛び込んだ。 「あ、待って!」ガスカンクも後に続く。 それを見た川下のテラズルミネとエンエンも川へと入った。巨大クラゲにまだ動く様子はない。 「クラゲさん迷ってるみたいですね。」テラズルミネが泳ぎを休めてクラゲの方を見る。 「わたしああいうの苦手なんですよ、テラさん早く渡りましょう。」不安そうにエンエンは言い、テラズルミネを追い越していく。 巨大クラゲが一瞬体をぐらつかせ周囲の水面が揺らいだ、が、しかしまだその場を動かない。アラエグマとガスカンクは川の中程まで来た。 「やったー!アラエちゃん、文句なしだよ!」ガスカンクは歓声を上げる。 「しーっ!大きい声出さないの。」 アラエグマはガスカンクを振り返った。 「えっ?ちょっと待って?」アラエグマはピタリと動きを止める。 「え、何?」 「ガス君、わたしのお尻、触ったりしてないよね…?」アラエグマは恐る恐る聞く。 ガスカンクは目を丸くした。 「えーっ?!なんでなんで?ないないないっ!」 アラエグマは引きつった顔を浮かべ、ゆっくりと目を斜め後ろにやった。 「…戻ったほうがよさそうよ。」 「げっっ……アラエちゃん後ろ…!」 |
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