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| 「これから行う手品は新作ほやほや。披露するのはこれが初めて。その名も『想起水鏡』です。」 テラズルミネはそう言うと、オキノタユウの白い羽にふっと息を吹きかけ、ボウルに張った水の中央へそっと浮かべた。 「いいですか? よく見ていてくださいね。」 テラズルミネは水面の端に指先だけ入れると、ゆっくりと円を描くように滑らせ始める。 水はだんだんと渦を巻き、白い羽もくるくる回転を速めていった。 「あぁっ!」皆が息を呑んだ。 水面の様子が少し変わったかと思うと、次の瞬間鮮やかなスカイブルーの空が映りこんでいた。」 「さて水と鏡の精霊さん、この羽の持ち主は何処へ行きましたか?」 テラズルミネが指先で軽く羽を弾くとそこに白い霧の像が現れて、だんだん雲のように濃くなり、もやもやと形を整えていく。 「わー、まさか!」 雲は明らかに見覚えのあるシルエットとなり、そこにピンクのくちばしと切れ長の瞳が加わった! 「オキノタユウ!!」3匹は驚きの声をあげる。 |
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