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| 「ぶっ、わゃー! 怪物?!」 「コホン、コホコホホンッ!」 鼻の上の黒い物体が何度か咳き込んで、つぶらなグリーンの瞳が2つ光る小さな顔を上げた。 「え?あっ、コ、コウモリさん!?」 「コホンッ。あなたとっても失礼よ。乙女に向かってカイブツだなんて!あ、しゃべらないでくれる。くすぐったいから。」 コウモリの少女はそう言って、地面へ飛び降りた。 「んんんー、コウモリさんごめんねー、突然落ちてきたから…。」 コウモリは無視するようにまたすぐ飛び立ち、近くの岩の隙間から突き出している枯れ枝にぶら下がった。 「警告〜!」 コウモリは口を尖らせそう言いながら、薄っぺらな翼を目一杯伸ばしてガスカンクを指した。 「えっ??」 ガスカンクもまごつく手つきで自分を指差す。 「ぷっ、審判じゃないの、あの娘も。あなたもしかしてやばいかもね。」アラエグマが意地悪そうにつぶやく。 「ぇ、そんな〜…」 「警告って、なんなんですかね?」エンエンが小声で言う。 「コホコホンッ、あれれどうしてそんなこと言うのかしらね、そこのおサルさん。試験の始まりに私たちの仲間がルール説明したの聞いてた?」 コウモリはそう言って目を細めた。 「え、聞いてましたよ。でも、警告があるとかは、言ってなかったと思うんですけど…。」エンエンは答える。 「…あれ……そう。マジ…?」コウモリは空の方へうつむいて、何かぼそぼそ言っている。 「マジですよ。」きっぱりとアラエグマが言う。 |
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