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| アラエグマ、ガスカンク、エンエンは、今度こそ無事に、テラズルミネの待つ川岸にまで泳ぎ着こうとしていた。 「よかった、皆さん怪我もないみたいで。」テラズルミネは微笑む。 アラエグマは川から上がると体を震わせて水を切った。 「テラちゃん、さっきのコウモリになんか言われた?」 「え、っと、情けはイキモノのためならず…。」 ガスカンクもしっぽを立てて体を強く震わせる。 「わっ」手をかざすアラエグマ。 ちょっと水飛ばしすぎよ!目に入ったわよ! テラちゃんにも思いきりかかってるじゃない。」 「あ、ごめっ」ガスカンクはしっぽを丸める。 エンエンは細い蔓のような炎を皆の周りに回らせ、瞬く間に乾かしてからつぶやいた。 「コウモリさん、言葉の使い方が間違ってます……」 アラエグマは顔周りの毛などを整える。 「ん? まあ何にせよテラちゃんはちょっと人が良すぎるかもね、わたしなら先行ってるわよ。」 テラズルミネは、ちょっと照れくさそうに小首を傾げる。 「えーっと、私も先に行きたかったんですけど…、分からないんですよ、その先が…。」 アラエグマはきょとんとする。 「あれ…、そうなの? ……ガスくんは分かる?」 ガスカンクは少し考えて、 「……先はー、…どっちかな?」エンエンの方を向く。 エンエンも小刻みに首を振る。 「あれっ?」ガスカンクはふいにエンエンの頭を指差した。 「ん…?!」目をしばたたかせるエンエン。 |
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