Topぺージ他作品集旧作品物語 -目次-第一章6葉 p1234567━8━910111213
アクセサリ?
 「エンエンちゃん、耳にそんなアクセサリ付けてたっけ?」
 ガスカンクが言うと、皆がエンエンの方を見た。
 「わぁ、お洒落ー。白い羽。素敵ですねっ。」テラズルミネが声を弾ませる。
 「は、羽…??」
 エンエンはいぶかしそうに耳の辺りを探る。
 「アクセサリにしては野暮よ。」
 アラエグマは言いながら、エンエンより先にその白い羽をつまみ取った。
 「これってわたしたちの探してる幸運の鳥、オキノタユウだっけ? あれの羽でしょ。」
 エンエンはアラエグマの指先でくるくる回る羽を見つめる。
 「あ…いつの間に…、川に流れていたのを知らない内にひっつけちゃったんですかね…?」
 「おっきな羽、こんなの、抜ける時って痛くないのかな?」ガスカンクは顔を近づける。
 アラエグマが出し抜けに羽でガスカンクの鼻を突いてくすぐると、ガスカンクはたまらずクシャミをして鼻先をむずむずさせた。
 「ごめん、あなたがあんまり近づくからついね…」
 「その羽、私にも見せてもらえますか?」
 テラズルミネはそう言って羽を受け取ると、そっと撫でてみた。
 「行く先が、分かるかもしれませんよっ。このオキノタユウさんの羽があれば!」
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