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| 目を丸くする3匹。 「わおっ、ほんと? やったテラちゃん、希望の星!」ガスカンクはしっぽを波打たせる。 「その羽から何か分かったの?」アラエグマが聞く。 テラズルミネはにっこり微笑むと、片足立ちになってその場でくるり3つ回ってみせれば、いつの間にやら腕に瑞々しく光るココナッツを抱えていた。 「ぉお!」皆が声を漏らす。 「では皆さんよくご覧下さい、私が出しましたこの実、こんなふうになっています。」 テラズルミネがココナッツの裏側を見せれば、スッパリ半分だけが無く、中の種も取り除かれてちょうど器のかたちになっている。 「どなたかこのココナッツのボウルいっぱいに、川のお水を汲んで来ていただけますか?」 テラズルミネは手の甲の上でボウルを回転させながら前へ出した。 「あ、わたしが行きましょうか?」 エンエンは受け取ったそのボウルをしげしげと見つめながら川へ向かった。 アラエグマがふと空を見上げてみれば、あのコウモリの少女はいないようだったが、やはり5、6匹の審判が旋回したり木の枝にぶら下がっているのが見えた。 |
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| 「あうっ」エンエンがうめくような声をあげる。 「う、すいません、持ち上がんなくて…。助けてもらえますか?」 「男の出番よ。」アラエグマが手で合図をする。 「……こういうときだけ…」 ガスカンクはぼやきながらも、なみなみと水の入ったココナッツボウルを一人で抱えて、戻ってきた。 「あれっ、ガスくん見かけによらずたくましいわね。」アラエグマがニヤリとする。 「ガスカンクさん、どーもありがとう。ではここに置いてくださいね。」 「うん…。」 ガスカンクはちょっと照れくさそうに耳をピクピクさせながら、ボウルをテラズルミネの前へ置いた。 |
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